イギリスのおうちを感じる「ブリティッシュ・グリーンの壁紙」
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昨日のグランドオープンにはとても多くの方に来ていただきました。本当にありがとうございました。
みなさまの暖かい応援のお声に、スタッフ一同、これからも美味しいスコーンとバナナブレットを作り続けていく想いを強くいたしました。
この新店舗には、オーナー根本好美の想いが詰まっております。
そのひとつが、英国から輸入した壁紙です。じつは、グランドオープンに間に合うかどうかアブナイところでした(笑)。でも、どうしてもこのブリティッシュ・グリーンを基調とした壁紙で設えたかったといいます。
新しい「スコーンドルフィン」は単なる店舗ではなく、みなさまがお帰りになる「おうち」にしたかったからです。
イギリスでは、「家は、まず壁のことを考えるべき。なぜなら、壁こそが家(家屋と生活の場)を形作るものだから」(意訳)という俚諺があると聞きます。
ですので、大切なのは第一に、壁紙。まず、イギリスのモダン・デザインの父といわれるウィリアム・モリス(1834〜1896)のものを探しました。モリスが提唱したアーツ・アンド・クラフツ運動(生活と芸術を一致させようとするデザイン思想とその実践)は各国に大きな影響を与え、20世紀のモダンデザインの源流ともされています。
モリスの壁紙は多くの種類がありますが、結局、モリスの一番弟子John Henry Dearle ジョン・ヘンリー・ダール(10代にモリスの工房に入って彼の仕事を手伝い、長年にわたりモリス商会のデザインを監修)の壁紙がしっくりきました。
タイトルは「Leicesterレスター」。モリスのスタイルを継承した植物模様です。アカンサスの葉と小さな花がデザインされ、葉の躍動感が心地よさを生み出しています。
みなさまもイギリスのおうちの空間を味わいに、ぜひ、お出かけくださいませ。
☆明日5日までオープニングイベントのサイコロ抽選会開催中☆
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