2022-01-14

1月の「きなこ餅スコーン」、もうお召し上がりいただけましたか?

お正月には、どんなお雑煮を召し上がりましたか?
四角い餅か、それとも西日本に多い丸餅か、お醤油味か、それとも京都の白味噌か、または餡餅か……いつかは日本各地のお雑煮を全て食べてみたいものです。

さて、
スコーンドルフィンの1月・月替わりスコーンのひとつは、当店オリジナルの きなこ餅スコーンです。
餅といっても、お雑煮の餅とは違い、求肥(ぎゅうひ)を用いています。

求肥とは、粉状の餅米や白玉粉に、水と砂糖または水飴を練り込んだもので、餅と違って冷めても柔らかいままです。一説には、中国伝来で平安時代や室町時代頃から作られていたとされ、当初は牛皮と表記されていました(玄米を用いて黒みがかった色だったから説や、牛皮のように滑らかだったから説、中国で祭祀に使われた菓子・牛脾に似せた説など諸説あります)。のちに、牛皮という漢字が忌避され(仏教では肉食はタブーでした)、「求肥」と書かれました。

このきなこ餅スコーン、中にモチモチ求肥、外にきなこがたっぷりかかっており、ぜひ、レンジ(500W15秒)とトースター(約1〜2分)で温めてお召し上がりください。きなこの香りに、トロトロ求肥とサクサクスコーンが絶妙に合わさって、口福感に満たされること間違いありません。

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