2021-10-16
くるみシナモンスコーンの層を眺めて
水戸では、ようやく秋らしい日々が続くようになりました。
スコーンドルフィンでも夏季のスコーンパフェを終え、定番スコーンはもちろん、10月の限定スコーン「栗スコーン」「くるみシナモンスコーン」に集中しております。
さて、この「くるみシナモンスコーン」ですが、特別に「上赤糖琥珀」が入っています。「じょうあかとうこはく」と読みます。一部、ほかのスコーンにも入ってはいるのですが(「バナナブレット」の甘さはすべて、この贅沢な上赤糖琥珀になります)、くるみシナモンスコーンの深い甘さはこの上赤糖琥珀が生み出してくれています。
上赤糖琥珀とは、沖縄のサトウキビを少しだけ精製したものです。精製度合いが少ないですから、色は茶色(精製度合いが強いほど白色に近くなります)。白い砂糖を使うより、かなり風味が増します。
味わいを重視するスコーンドルフィンならではの素材です。
画像でもおわかりになりますように、くるみシナモンスコーンはことに生地の層を重ねて焼き上げています。この幾重にも重なった層が、ふんわり感とサクッと感いっぱいに焼き上がります。
レンジとトースターで温めてから、そっと層の部分を薄く横にはがすように割ってみてください。なかにはくるみのツブツブがたくさん見えてきて、焼かれたシナモンの茶色も加わって、美味感がいっそう高まります。
10月だけの限定「くるみシナモンスコーン」をぜひ一度、お試しください。
関連記事